弊社は、明治42年に現在の福岡市博多区対馬小路の地で産声をあげました。
酒類、食品を販売することで100年を越す長い間地域社会に貢献して来たわけですが、現在のように酒類卸売業が中心となったのは、戦時中から続いた酒類販売の統制が終わった昭和26年2月に全酒類の免許を受けてからです。
それから約60年、一貫して地域に密着した営業を進めお客様から絶大な信頼を得てきたと自負しております。
国の規制緩和政策の推進の一環で酒類小売免許が大幅に緩和された結果、多くの異業種企業が参入してきて販売拠点が急増し、お酒の持つ特殊性など無視した競争が激化して酒類業界は様変わりしてきました。
弊社は、飲むと酔う致酔性があり、そして国の財政を担う担税商品であるなど、お酒の特殊性をしっかりと認識した上で、飲酒運転防止や未成年者飲酒防止などの酒類販売に課せられた社会的要請に応える責任を持った販売姿勢を堅持してまいります。
また、日本酒、本格焼酎などは我が国の文化の産物であり、それぞれの地方でその風土にあったお酒があります。そのお酒の良さを消費者の皆様にお伝えし地域の隅々までお届けできるように、肌理の細かい営業活動を展開致します。
このことは地域経済の発展に寄与するものと信じています。
本業である全酒類販売業を柱に、地場の酒類問屋としての役割を果たしながら環境の変化に柔軟に対応して、新分野への進出を実現し経営の多角化を図り、更なる100年を目指します。